日ごろから、町田市の福祉保健行政にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
また、皆様には、新型コロナウイルス感染症の予防、拡大防止に取り組んでいただいていることに深く御礼申し上げます。
このたび、16回目となる、町田市医療・介護・福祉研究大会「アクティブ福祉in町田’22」を開催いたします。
今回は、感染症対策を徹底した上で、3年ぶりに対面形式での開催となります。日ごろの医療・介護・福祉現場や地域での実践活動や研究成果の発表を、より多くの方々に参加いただき、それぞれの職場における人材の育成や確保につなげていきたいと考えています。
町田市では2022年3月に、町田市基本構想・基本計画「まちだ未来づくりビジョン2040」を策定しました。この計画はライフステージを意識した政策体系となっており、65歳以上の高年期を対象とした政策として「人生の豊かさを実感できるまちになる」を掲げています。2040年に向かって、高齢化の急速な進行や介護人材不足の深刻化などの様々な課題があるなか、高齢者を地域で支える体制づくりを目指しています。そのための取組みの一つとして「介護人材の確保・育成・定着」があります。オンラインによる研修等の開催に加え、市内の介護施設への就労希望者を対象とした求人求職アプリ「まちけあジョブ」や、市内の介護職を対象とした情報共有・交換アプリ「まちけあトーク」など、引き続きICTも活用しながら、介護の多様な担い手の確保の推進や、中核となる専門人材の育成・定着に努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症による影響の長期化や物価高騰など、社会情勢は不透明な状況にあります。そうした中、医療・介護・福祉サービスの提供を止めないために、町田市では必要な支援を行ってまいりますので、関係者の皆様におかれましては、引き続きご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
結びに、今回研究発表をされる皆様に敬意を表するとともに、大会の成功を祈念し、挨拶といたします。