日頃より町田市の福祉保健行政にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
このたび、17回目となる、町田市医療・介護・福祉研究大会「アクティブ福祉in町田’23」を町田市介護人材開発センターと共に、開催いたします。
この大会は、医療・介護・福祉の各現場や地域での活動、研究成果について発表が行われます。これらの発表が、職場における人材の育成や確保に繋がればと考えています。
町田市将来人口推計では、人口に占める高齢者の割合は増加を続け、2040年には約35%となり、うち半数以上が後期高齢者になるとしています。今後、介護人材の重要性がますます高まるものと考えています。町田市では、基本構想・基本計画である「まちだ未来づくりビジョン2040」において、高齢者を地域で支える取組みの一つとして「介護人材の確保・育成・定着」を掲げています。
2023年度は、新たな取組みとして2つの取組みを開始しました。介護職員初任者研修の資格取得に向けた支援を行う「まちだ介護チャレンジ」と、介護の仕事をしている方々のインタビューや仕事内容の紹介など、介護の仕事の魅力を動画の配信や市庁舎でのパネル展示等を通して紹介する「介護のしごと魅力発信」です。
町田市は、これまで以上に町田市介護人材開発センターとの協力体制を強化し、介護人材の確保・育成・定着に取り組んでまいります。医療・介護・福祉の各現場の皆様におかれましては、高齢者がより良い介護サービスを安心して利用し続けられる社会を実現するために、引き続き、介護に関係する方々が一丸となって取り組んでいただきますようお願いいたします。
結びに、今回、研究発表される皆様に敬意を表するとともに、本大会が皆様にとって有意義なものになりますことを祈念いたしまして、ご挨拶の言葉といたします。